包茎手術は種類によって金額に違いがあります
包茎には手で皮を剥くことができる仮性と剥けない真性、カントンの3種類が存在します。
仮性は病気ではないので基本的に問題ありませんが、見た目や臭いなどを改善するため包茎手術を行うケースが多く見られます。
このタイプの包茎手術を行うために必要な平均的な金額は、9.8万円ほどとされています。
真性は自分で皮を剥くことができず、性病のリスクや排尿に支障が出る可能性があるため包茎手術が必要です。
仮性は病気ではないので健康保険が適用されませんでしたが、真性は審美目的で包茎手術を行う場合以外であれば適用されます。
真性の人が包茎手術を受ける場合の平均的な金額は、18.2万円ほどとされています。
カントンは包皮口が狭い仮性で、無理に皮を剥いたために亀頭が圧迫されて腫れた状態です。
このタイプは悪臭や性病などの原因になるので早めに包茎手術を行う必要があり、基本的に健康保険が適用されます。
カントンの人が包茎手術を受ける場合の平均的な金額は、約14.4万円とされています。
なるべく金額を抑えて包茎手術を受けるには
包茎手術の平均的な金額は仮性が約9.8万円で真性が約18.2万円、カントンは14.4万円とされますが具体的な費用は病院の料金設定や手術内容で異なります。
例えば環状切開術で包茎手術を受ける場合の金額は3万円から10万円ほどとされており、亀頭直下埋没法は7万円から25万円ほどとされます。
環状切開術はかつて主流だった術式で、ペニスの中央部分に切開線を作るため傷跡が目立ちやすくツートンカラーになります。
仮性の場合は健康保険が使えませんが、金額をなるべく抑えて包茎手術を受けたい場合には環状切開術を選ぶとよいでしょう。
真性やカントンの包茎手術を受ける場合も、環状切開術ならば審美目的ではないので健康保険が適用され費用を抑えることができます。
亀頭直下埋没法は仮性の包茎手術で主流となっている術式で、傷跡が目立たず自然な仕上がりになります。
この術式は審美目的で採用されるので健康保険が適用されず、クリニックによって大きな金額の差が存在します。
まとめ
包茎手術の平均的な金額は仮性が約9.8万円で真性が約18.2万円、カントンは約14.4万円とされていますが実際の金額がクリニックの料金設定や手術内容によって異なります。
仮性は病気ではないため健康保険が適用されないので、環状切開術を選ぶと金額を抑えることができます。
真性やカントンの場合は健康保険が適用されますが、審美目的の場合は適用外になるので注意が必要です。
これらの場合もなるべく金額を抑えて包茎手術を受けたいのであれば、環状切開術を選ぶとよいでしょう。